むち打ちの場合の慰謝料は?

 むち打ちで,後遺障害等級14級9号が認定された場合,交通事故被害者が最終的に手にする慰謝料(通院慰謝料・後遺障害慰謝料・逸失利益)は,はたしてどのぐらいの額になるのでしょうか。
 慰謝料等は,収入や年齢によって多少左右されますので,二つの例を参考に算出してみます。
保険会社との示談交渉の参考にしてみてください。

50歳主婦が,6カ月通院後(実通60日)14級9号が認定された場合

 ⑴ 通院慰謝料
   赤い本の基準で89万円となります
 ⑵ 後遺障害慰謝料
   赤い本の基準で110万円となります。
 ⑶ 逸失利益
 14級9号の場合,労働能力喪失期間が2年~5年とされるのが一般的ですので,ここでは,労働能力喪失期間を3年として計算します。
 353万円(基礎収入)×0.05(労働能力喪失率)×2.7232(3年のライプニッツ係数)で,48万0644円となります。
 ⑷ 慰謝料等の受取額は,
   247万0644円となります。
   実際は,これに休業損害・交通費などが加わることになります。

年収600万円の人が,2と同様の通院で14級9号が認定された場合

 ⑴ 入通院慰謝料
   赤い本の基準で89万円となります
 ⑵ 後遺障害慰謝料
   赤い本の基準で110万円となります。
 ⑶ 逸失利益
600万円(基礎収入)×0.05(労働能力喪失率)×2.7232(3年のライプニッツ係数)で,81万6960円となります。
 ⑷ 慰謝料等の受取額は,
   280万6960円となります。
   実際は,これに休業損害・交通費などが加わることになります。

自賠責基準の場合

 ⑴ 入通院慰謝料
   50万4000円
 ⑵ 後遺障害慰謝料
   32万円
 ⑶ 逸失利益
   43万円
 ⑷ 慰謝料等の受取額は,
   125万4000円となります。

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 後遺障害の等級が認定されれば,通常,非該当の場合と比較して,150万円程度の慰謝料等の増額が見込めます。

 保険会社の提示額が,上記の金額とかけ離れている場合には,弁護士にご相談ください。

 なお,14級9号は,事故後の治療を誤ると認定される可能性が大幅に低くなりますので,事故後の治療には十分注意して下さい。

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